【2022年新卒内定者インタビュー③】日中の架け橋となるビジネスを手がけたい。中国出身の留学生が描く、fundbookでのキャリアビジョン

母国である中国から留学し、日本での大学生活を送った王。彼は「当初、日本での就職は考えていなかった」と語ります。

 

しかし、最終的に日本での就職を選び、大手ディベロッパーとM&A業界に興味をもち、数ある国内企業のなかからfundbookへの入社を決断。「日本での学びをビジネスの場で活かし、成果につなげなければ留学の意味がないと考えた」と言います。なぜ日本での就職なのか、そしてなぜfundbookを選んだのか。入社後のキャリアビジョンについて聞きました。

※撮影時のみマスクを外しております

 


<Profile>

王 天楊(おう てんよう)

中華人民共和国山東省出身。現在24歳。高校3年生の時に、憧れを抱いていた日本に留学。二年間日本語学校に通い、大学受験に臨む。見事、上智大学に合格し入学する。大学では学問に勤しむ一方、未経験だった社交ダンスにも挑戦。ペアで競い合う競技の面白さに出会い、練習に打ち込む。その後、日本での就職活動を経てfundbookへと入社を決意。2022年4月にfundbookへの入社予定。

 


 

憧れていた日本への留学、大学生活を謳歌した

王さんは中国のご出身とお聞きしましたが、来日された経緯について教えてください。

王:出身は中国山東省で、港湾都市として知られる「青島」がある黄海に面する地域です。地元の中学・高校へと通い、当初はそのまま国内の大学に進学する予定でした。しかし、改めて自分の人生を考えた時に、今までの人生に感謝しつつも“決まった人生を歩むこと”に対して面白くないと感じるようになったのです。母国から飛び出して「広い世界を自分の目で見てみたい」と考え日本への留学を決めました。

 

他の国々があるなかで、なぜ「日本」を選ばれたのでしょうか。

王:海外留学を考えたときに、アメリカやカナダなどいくつかの国が候補にあがりました。そのなかで、日本に決めたのは、日本に対して良い印象をもっていたからです。たとえば「ものづくり産業の先進性」や「清潔で礼儀正しい文化」、そして「親切な国民性」などです。日本に行ったことは一度もありませんでしたが、日本を知る周りの方々からの評判を聞くうちに、日本に対する憧れの気持ちを抱くようになりました。最終的には“自分自身が好きな国”という判断基準で決めました。

 

実際に留学されたのは、いつになるのでしょうか。

王:高校を卒業する半年ほど前になります。両親に相談したところ、ありがたいことに「大学受験をするなら、もっと早い時期に日本へ行って日本語や受験の勉強を進めたほうが良いのではないか」と、ただ応援してくれるだけでなく提案までしてくれたのです。そのような両親の後押しもあり、高校卒業を待たずに日本に行くことにしました。

 

最初に通ったのは、日本語学校です。興味をもっていた国の言語ということもあり、学ぶことはとても面白かったですね。毎日夢中になって取り組みました。その結果2年ほどで日本語を習得し、流暢に話せるようになりました。その後、大学受験を経て希望していた上智大学に合格。晴れて留学生として入学できたのです。

 

日本語は習得が難しいと言われていますので、2年間でマスターとはすごいですね。日本での大学生活はいかがでしたか。

王:大学では学業に専念する一方、部活動にも夢中になりました。入部したのは社交ダンス部です。なぜ社交ダンスを?と聞かれることが多いのですが、その理由は「多くのメンバーが、未経験からのスタートだったから」です。何か部活をやるからには成果を出したい。しかし、私はサッカーや野球といった経験がなく、一から始めたところで経験者には全く歯が立たないだろうと考えていました。未経験者が多い社交ダンスであれば「頑張り次第で成果を出せるのではないか」そのような考えで選びました。

 

知識も経験もなかった社交ダンスでしたが、始めてみるとその世界に心奪われてしまいましたね。ペアを組んで一緒に踊ることや、一人ではなくチームで競い合うこと、“ショー”として誰かに観られることなど、スポーツでありながらエンターテインメントの要素を強くもつ社交ダンスに情熱を注ぐ日々でした。母国にいた頃は、ここまで一つのことに夢中になる経験をしたことがありませんでしたので、刺激的で輝かしい青春のひと時になりました。

日本の大学で学んだことを、日本のビジネス社会で活かしたい

就職については、どのように考えていましたか。

王:大学3年生になって就職活動を考え始めたとき、最初にある決断をすることになりました。それは「中国、それとも日本で就職するのか」。実は日本への留学を決めた時、就職までは考えていませんでした。両親も当然、中国に戻り就職をすると思っていたようです。

 

中国か日本か。王さんのなかで葛藤はありましたか。

王:どちらで就職するか悩みました。そして真剣に考え、湧き上がってきたのは“日本で働きたい”という気持ちでした。大学での経験を日本のビジネスの場で活かしてみたいと感じたのです。知識を豊富に得たとしても、それを実践の場で活かし成果に結びつけることができなければ、日本に来た意味がない。「日本社会で働き、一流のビジネスパーソンとして成果を出すこと」に対して頑張ってみたいと思いました。

日本で就職までするとは思っていなかった両親は驚いた様子でしたね。ですが、最終的には「自分のやりたいようにやりなさい」と応援してくれました。留学の話にしても就職の話にしても、いつも私の気持ちを尊重してくれる両親は、私の最大の理解者です。本当に感謝しています。

「企業」ではなく「夢中になれる仕事」との出会いを求めて

実際の就職活動はどのように進めていかれたのでしょうか。

王:日本国内の企業に関する知識が全くない状態でしたので、どのような業界があるのかという研究からスタートしました。ITや不動産、商社、M&Aなど業界は本当に様々。そのなかで、私が大事にしていた軸は、“何が自分が心から熱中できる仕事なのか”でした。

 

これまでを振り返ると、日本語の勉強や部活動など、夢中になれることに向き合ったことが大きな成果に結びついてきました。自分が本当にやりたいことであれば、その努力を努力だと思わなくなると考えています。熱意から溢れ出るパワーを自身の経験から感じていましたから、そういった情熱をもてる仕事に就きたいと思っていました。

 

特に私の場合は、日本企業を最初から十分に知らなかっただけに「大手企業だから」や「有名企業だから」という先入観をもたず「シンプルに自分がやりたいことなのか。真剣に打ち込める仕事なのか」と本質的に考えていくことができたように思います。

「情熱を注ぐことができる仕事かどうか」はどのように見極めていったのでしょうか。

王:話を聞いているだけでは理解できていないことが多いので、インターンに積極的に参加するようにしました。実際の仕事現場を見たり、そこで働く社員の方と話をさせていただいたりすることで、迷うことなく判断できるようになっていったように思います。インターンへの参加回数を重ねるなかで、最終的に不動産ディベロッパーとM&A仲介に絞られていきました。

 

この2つに絞られた理由を聞かせてください。

王:共通しているのは「影響力の大きさ」と「グローバルに活躍ができる可能性がある」という2点です。

 

不動産ディベロッパーに関しては、大型商業施設やリゾート地といった不動産建設の開発を行なう仕事だったのですが、その壮大な規模感に興味をもちました。自分が参画した仕事が社会に与える影響範囲は大きく、街づくりを担っていると言っても過言ではありません。また、海外事業に携わるチャンスもあり、母国だけでは経験できないことという観点で、魅力的に感じる部分が多くありました。

 

M&A仲介に関しても、企業間の譲渡・譲受という他とは比べ物にならないスケールの大きい仕事に携われる点に惹かれました。

 

また、不動産ディベロッパーと同様に、M&Aアドバイザーの仕事においても、海外のM&Aにチャレンジが可能です。国を跨ぐグローバルな案件は、もちろんそれだけの難易度があると思いますが、自分の価値をさらに高める経験になることは間違いないと感じたのです。

「日中の架け橋」となる、グローバルなM&Aアドバイザーを目指して

そこから、fundbookのM&Aアドバイザーを選んだ理由を教えてください。

王:まず、さまざまな企業と関われることが魅力でした。企業の規模・業界はもちろん、経営者が抱える課題や想いも、同じものは2つとしてありません。M&Aアドバイザーは、経営者のパートナーとして伴走していく存在です。企業の数だけ、新たな発見や学びがあるでしょう。それだけに、夢中になれる仕事だと感じたのです。

 

また、考え方や背景が異なる多くの経営者と向き合うことは、留学を通して日本の暮らし・文化に馴染むなかで培った“コミュニケーション力”や“適応力”が存分に活かせると思ったことも理由の一つです。

 

そしてfundbookに決めたのは「尊敬できる先輩たちに囲まれて仕事ができる環境」だからです。実際に社員の方々と話をした際、私の質問に対しロジカルにそして分かりやすく解説してくださいました。単に論理的なだけではなく、温かく優しく受け入れてくださる。その人柄に感動してしまったのです。M&Aアドバイザーという仕事への誇り、社会の役に立ちたいという情熱的な志。fundbookの方々の人柄は、ほかの企業からは感じなかった圧倒的な魅力でした。

 

入社後はどのようなM&Aアドバイザーを目指したいですか。

王:入社後はきちんと成果を収めるプレイヤーを目指します。それは、私が日本で就職を決めた理由でもあるからです。大学で積んだ経験や、これから新たに学んでいくことを日本のビジネスの場で活かし、成果につなげていきたいと考えています。そのために今できることは、入社前の徹底した準備。簿記の資格取得や、M&Aに関する知識の習得など積極的に取り組んでいきます。

 

そして、どのような案件も信頼して任されるプレイヤーとして、海外のM&Aのお話があった際には「王に任せよう」と声がかかる存在になりたいです。

 

私にはfundbookで成し遂げたい夢があります。それは「中国と日本の架け橋」となるビジネスに携わること。生まれ育った中国と、第二の故郷ともいえる日本とをビジネスで結ぶ。そのような役割を担うM&Aアドバイザーになる。これに勝る喜びはありません。

23新卒総合職 / 株式会社fundbook

https://recruit.fundbook.co.jp/joblist/267/

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