【2021年新卒インタビュー③】スポーツで培ったタフさには自信があった。でもfundbookなら1人の力では到達できない成長が目指せると思った。

2021年4月、今年もfundbookには43名の新卒メンバーが入社しました。なかには、学生時代に文武両道を高いレベルで体現し、華々しい活躍を見せたメンバーも。

 

チームメイトと励まし合い、努力を重ねて、勝利を目指す。辛く苦しいトレーニングを乗り越えてきたタフさは、社会に出てからもきっと支えになることでしょう。今回は、スポーツで鍛えたタフさを持つ2021年新卒の安部にインタビューをしました。

 

野球と陸上を通じて気づかされた自分の強みと弱み。人生を見つめ直すきっかけになった留年経験。そして、このまま社会に出ても通用しないと痛感したインターン……何度も壁にぶつかり、その都度学びを得てきた安部が、さらなる成長の場としてfundbookへの入社を選んだ理由を語ります。

 


<Profile>

安部 広太郎(あべ こうたろう)
東京都出身。現在23歳。父親の転勤に伴い、小学生時代に国内や海外で3度転校を経験する。中学受験を経て、中高一貫の芝中学校・高等学校へ進学。勉学に励みながら、甲子園を目指して野球に青春を捧げた。大学は慶應義塾大学商学部に入学。野球で鍛えた肩力を武器に陸上部に入部。やり投げ競技でインターカレッジ出場も。筋トレ好きがこうじて慶應大学筋肉図鑑にも載るなど、部を盛り上げるムードメーカーとしても活躍した。大学4年生で株式会社fundbookのインターンに参加。2021年4月、同社へ新卒入社。

 


 

小さな成功で慢心してしまう「出たとこ勝負」な弱い自分

中学受験で芝中学校に入学されているのですね。

安部:はい、もともと親が総合商社に務めていた関係で、転校の多い子供時代を過ごしました。一時期、中国の日本人小学校に通っていたこともあり、そこでは日本の公立小学校よりも教育スピードが早く、帰国してからも成績は上位をキープすることができました。そこで中学受験にチャレンジしてみることにしたんです。

そのころから、野球にも夢中だったとお聞きしました。

安部:小学生までは地元の少年野球チームに入って、中高6年間は野球部に入部し練習に明け暮れる日々を過ごしました。地元チームにいた小学生時代は、常にスターティングメンバーだったのですが、中学校の部活になると途端に非レギュラーになってしまいました。これはなんとかしなければと、ご年配のOBが練習を見に来てくださったときにいろいろとアドバイスをもらい、左打ちに変えて練習を続けたところ、それが功を奏して高校生の時にはレギュラーに。最終的に副主将を任せてもらえるまでになりました。

野球を通じて、学んだものはありますか?

安部:自分の弱さを知りました。何事もがむしゃらに取り組むのは強みではあると思っていたんですが、小さな成功で慢心してしまうところがあるんです。もともと私の座右の銘は「出たとこ勝負」でした。 それは、大好きなMARVELのヒーローたちが、土壇場でパワーを発揮するところに憧れていたからかもしれません。自分もきっと気持ちさえあればなんでも乗り越えられるタイプだと考えていたんです。実際に、中学受験も、野球部でのピンチも、少し努力したらなんとかなってきたというのが、変な自信になっていたんだと思います。それを顧問の先生には見抜かれていました。「積み重ねが大事だぞ」「君の努力は月並みだ」とずっと言われ続けていました。それでも、なかなか自覚はできず、高校3年生の甲子園予選大会で、私のアウトで試合が終わったとき「そうか、自分は並なんだ」と痛感しました。

陸上と野球でつながった「個人」と「チーム」がリンクする強さ

慶應義塾大学では陸上部でやり投げに挑戦されたそうですね。

安部:高校で野球部を引退する直前まで、大学でも野球を続けようと思っていました。しかし、慶應義塾大学の野球部は、部員が100名以上いる大所帯です。しかも、その1人ひとりが全国から集まった有能な選手たち。引退試合で自分を「並だ」と自覚した今、そこに挑戦する気持ちにはなれませんでした。それでも元来、目立ちたがりなタイプでしたし、体育会系の「努力が結果に表れる」スタイルは好きだったので、何かスポーツに取り組み、成績を残したいと思っていました。そのなかで、やり投げなら野球で鍛えた肩の力が活かせると知ったのです。

団体スポーツから個人競技へ、まったく違う環境になりましたね。

安部:そうですね。野球は、1人のミスで全体の練習が止まってしまうこともよくありましたし、まさに連帯責任といった世界でした。その反面、チームでフォローし合うことで、自分1人では成し得なかった景色をみることができるのも、団体スポーツの魅力です。一方で、陸上は個人の集まり。自己責任なので、プレッシャーはある程度軽くなりました。それは、自分で動かない限り何も始まらないという厳しさとも表裏一体。さらに、大学の体育会陸上部に私のような初心者はほぼいないためたくさんの人に聞いて回りました。おかげで、投げるたびに記録が伸びて、インターカレッジにも出場するまでに成長することができました。人とつながることで強くなれるのは団体スポーツの良さだと思い、個人競技の多い陸上部でも横のつながりを増やしていけるようにランダムミーティングも始めることにしたんです。競技種目や学年が異なると、練習時間も違い話すきっかけが1度もなかったので。毎回ランダムで集められたメンバーで食事をしながら絆を深めたら、「個人」と「チーム」の双方向で強くなるのではと考えてのことでした。

引退後は、就職活動を?

安部:正直に言うと、当時は「とりあえず」な就職活動でした。とりあえず大手企業だろう、とりあえず商学部だから金融関係だろう、といった具合で。そのなかで大手損保から内定をいただくことができました。しかし、ここでまた私の悪いところが出てしまって……。実は、単位が足りず留年が決まってしまったんです。「出たとこ勝負」が悪い方向に働きました。これまで部活もなんとかなったし、就職活動もなんとかなった。卒業もなんとかなるでしょうと慢心していたのだと思います。もちろん内定は取り消しになり、多くの方にご迷惑をおかけしました。やはり私はうまくいってしまうと、つい慢心してしまうのだという、自分の弱みを改めて自覚した出来事でした。

必死にならざるを得ない環境に飛び込まなければ、圧倒的な成長はない

そして、改めて就職活動をやり直したというわけでしょうか。

安部:思わぬ足踏みとなりましたが、今振り返ると必要なプロセスだったのだと感じています。「とりあえず大手企業」ではなく、自分の強みはもちろん弱みもじっくりと見直して、これからどのような大人になりたいのかを考え直すきっかけになったためです。そこで気づいたのは、きっと大きな船に乗ってしまえば、ある程度のレールに従ってそこそこの成果を出すことができるはず。しかし、そこできっと、また慢心してしまうはずだと考えたのです。ずっとがむしゃらでいられるような、常に食らいつかないと振り落とされるくらい厳しくて勢いのある企業に飛び込まないと、これから圧倒的な成長はないのではないかと。さらに、そのタイミングで友人から「M&A業界が向いているんじゃないか」とアドバイスをもらったんです。私が陸上部でランダムミーティングを行い、人と人とをつなぎ、そこから新たなシナジーを生み出そうとする姿が、M&A業界の仕事に通じていると言われたのです。

M&A業界×勢いのある企業で、fundbookを見つけたのですね。

安部:はい、今でも覚えています。カフェで検索をしていたら、fundbookのHPを見つけて、そこから採用メディアの『FBLOG』へ。先輩社員のインタビューを読んで、社内の様子を知ることができました。まず驚いたのが、2017年設立という新しい会社でありながら、虎ノ門ヒルズにキレイな本社があること。そこは純粋に「こんなところでバリバリ働く自分」を想像して、ワクワクしました。そして、M&A仲介会社ではノウハウが属人化されやすい傾向にあると聞いていたなかで、独自のプラットフォームを用いてマッチングをしているという部分にも惹かれました。私は、これまでスポーツばかりをやっていたので、ITリテラシーはむしろ苦手分野。だからこそ、自分が必死にならざるを得ない環境だと考え、fundbookを志望することにしたんです。

面接時の印象はいかがでしたか?

安部:就職活動をしていて、初めて1人の人間として見てもらえたような気がしました。1回目の就職活動のときは大手企業を中心に受けていたからか、面接時の質問にどこかマニュアル感が否めなかったんです。一次面接で話した内容を、2次面接でまた聞かれたこともありました。しかしfundbookでは、面接を重ねるたびに、私と会社の相互理解が深まっていく手応えを感じました。面談やランチミーティングなど、フランクに相談ができる機会も設けていただいたのも嬉しかったです。あえて厳しい環境に飛び込もうとしている私としては、そのfundbookというチームに魅力があるのは、とても心強いことでした。

fundbookは、落ち込む暇がないくらいの成長スピード

内定後、インターンを経験されましたが、感想はいかがですか?

安部:「あのまま入社していなくて本当に良かった」の一言につきます。何事も努力と根性で乗り越えていくタフさには自信がありましたが、それだけでは通用しない世界だというのを実感しました。というのも、インターンは私を含めて男性3名だったのですが、まず同期メンバーの実力の高さに圧倒されてしまいました。私は、Excelの入力がやっとだったのに対して、同期の1人は先輩から指示されたことをすぐに理解して、Excelと外部アプリを関連付けしたワークシートを時間をかけずに作成してしまいました。また、在学中からビジネスをやっていたというメンバーもいて、ITスキルなどの知識も雲泥の差。野球部時代、顧問の先生から口酸っぱく言われた「積み重ねが大事」「君の努力は月並みだ」という言葉が、脳内をリフレインしました。きっとどこかでまだ思っていたんでしょうね、仕事もそのときになれば「なんとかなる」って。でも、そんなに甘いものじゃなかった。それに入社前に気づけたのは、むしろラッキーだったと思います。

無意識にあった過信が、打ち砕かれるインターンだったわけですね。

安部:そうですね。正直「仕事は入社してから頑張ればいい」と思っていたのはあります。しかし、考えてみれば4年間スポーツ中心に過ごしていた学生と、その間も社会に出た自分を見越して資格やITスキルを身につけてきた学生とでは、やはり積み重ねてきたものが違うのも当然で……。もし、学生時代の自分にアドバイスを伝えられるとしたら「簿記・業界研究・時事・ITスキルの習得は、学生のうちにやっておけ!」と言いたいですね。この4点はどんな仕事に進んだとしても、決して無駄にはならない知識なので。それを入社直前のタイミングで、必死に取り返そうと努力した私からすると、4年間かけてコツコツと積み上げていれば、今ごろはまた別のものが習得できたのではと悔しく思うときもありました。しかしfundbookにいると、落ち込んでいる暇もないんです。まわりにいるメンバーも、そしてチームとしての会社そのものも、ものすごいスピードで成長していきます。ふさぎ込む時間があったら、これをやらなきゃと思えるものが次々と見つかる。この環境を、これからフル活用していこうと思います。

4月に入社されましたが、今後の目標は?

安部:自分が担当したお客様の、M&Aの成約式に出ることが大きな目標です。以前、当社で成約されたお客様の成約式の動画を拝見したことがあるのですが、思わず涙ぐんでしまうほど心を動かされました。歴史ある老舗企業の後継者問題を解決するM&Aだったのですが、このように悩みを抱えていらっしゃる経営者の方が全国にたくさんいるのだと知り、1日も早くそのお手伝いができるようになりたいと思いました。そのためにも、まずは仕事ができるようにならなくてはいけません。インターンで経験してきたデータ収集や情報分析は、準備作業の一部分であって、ようやく仕事のスタートラインに立てたという段階。入社して、やっとその先の「仕事」に進めることに、今は楽しみで仕方ありません。もちろん、私のことなので、きっと壁にぶつかると思いますが(笑)。

最後に、どのような方がfundbookに向いていると思いますか?

安部:インターンを通じて、タフなだけじゃ通用しない世界であることは痛感しました。しかし大事なのは、「通用しない」とわかってもなお食らいついていくタフさだということ。私のように知識もスキルも何もなくても、トライするチャンスは豊富にあります。手取り足取り教えてくれるような甘さとは違う、とことん壁にぶつかる姿をそっと見届けてくれる温かさを感じる場所です。fundbookは、まるで個人競技のような冷静な距離感と、団体チームのような熱さが両立している会社。個人として強くなることはもちろん、このチームだからこそ、1人では到達できなかった景色を見ることができると信じています。

22新卒総合職 / 株式会社fundbook

https://recruit.fundbook.co.jp/joblist

NEXT

【2022年新卒内定者インタビュー】大学4年4月までの内定承諾で1年早く新人研修が受講可能に。「目指すは、新卒1年目の春から即戦力となるビジネスパーソンです」