【New Member Story】健診のM&Aといえばfundbookの宮田と言われることを目指して。


 

<Profile>

宮田 英之(ミヤタ ヒデユキ)

 

神奈川県出身。青山学院大学卒業。大学卒業後は新卒で大和ハウス工業に入社。自社開発分譲マンションの販売に従事し。東京23区のファミリー層から富裕層向けの物件を担当。その後予防医療領域のベンチャー企業である株式会社プリメディカに入社。医療・健診機関向けに疾患の発症リスク検査サービスの提案営業に従事し、入社から3年連続で契約数1位、社内初の2年連続MVPを受賞。2023年2月にfundbookへ参画。

 


 

厳しい環境を求めて新卒で大和ハウス工業へ

青山学院大学を卒業後、新卒で大和ハウス工業に入社。その経緯について教えてください。

宮田:新卒時の就活で大事にしていたことが2つあって、1つ目は人の喜びを感じられる仕事で、2つ目は厳しい環境に身を置けるかでした。

住宅販売は金額の大きな買い物ですので、喜びもその分多いと考えたため、不動産を業界として選択しました。

 

また、自分自身の性格的にも何かに追われた方がやる気が出るタイプなので、あえて厳しい環境を選んだ方が成長できると考え、当時厳しいと言われていた大和ハウス工業に入社を決めました。

 

大和ハウスではどのような営業を経験したのでしょうか。

宮田:新卒から3年間は東京都内の分譲マンションの販売をしていました。

 

基本的にはモデルルームに来場いただいたお客様に対して提案から成約までのお手伝いをさせていただく形でした。

新卒では、なかなか担当の顧客を付けてもらえなかったので、集客活動には注力していました。

 

架電やポスティングという泥臭い手法がメインでしたが、数にはこだわりを持っていて、ポスティングは1日1万枚配布することもありました(笑)

 

1日1万枚はとてつもない量ですね。

宮田:通常は2000~3000枚がアベレージと言われていましたが、限界に挑戦してみたくやってみたら1万枚配ることができたという感じですね。ほぼマラソン状態でした。

 

ただ、ポスティングからの来場者数が多いというデータもありましたので、エリアも分析しながら、効率よく回ることを心掛けていました。

 

そういった新規開拓の営業を行ってきたことで結果には繋がりましたか。

宮田:そうですね。入社半年が経過した頃には同期の中でも一番多くの商談件数を経験できていましたし、成約数も順調に増やすことができました。

 

特に私が担当していた物件は、若手社員は誰も成約できていないような物件でしたので、そこで成約できたのは自信にも繋がりましたね。

 

2年目以降は同期の中でも最速で物件の責任者として現場を任せていただくことになりました。

 

自身と家族の病気の経験からヘルスケア領域に関心を持つ

成果を出されているタイミングで、最初の転職をされた理由を教えてください。

宮田:当時は転職背景として2つ理由がありました。

 

1つ目は、父親が脳梗塞で倒れ半身不随になってしまったことです。

定年直後で新たにビジネスを始めるタイミングでの病気で、自由を奪われてしまった父親を見て、改めて健康寿命が大切だと気付かされました。

 

当時自分自身も20㎏増量してしまっていた時期で、健康を意識する機会が増えていくなかで、人々の健康寿命を伸ばすことに貢献できないか考えるようになりました。

 

2つ目は、大和ハウスでの業務内容やその先の想像できたキャリアに不安を感じてしまったのが理由です。

この2つが重なり、転職をすることに決めました。

 

最終的に前職であるプリメディカを選んだ理由を何でしたか。

宮田:父親が脳梗塞になったことや、自分自身が高血圧からくる生活習慣病に悩んでいたタイミングでしたので、脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクをみる血液検査を提供されていたプリメディカをに関心を持ち、それ以外にもがんや認知症等発症するとQOLを著しく低下させてしまう疾患のリスク検査をバイオベンチャーと協力しながら開発していたので、それぞれのサービスを通して健康寿命を伸ばすという目標にも近づけると考えました。

 

プリメディカではどういった営業をされていましたか。

宮田:主に取り扱っている様々な疾患に対する早期発見・発症リスクをみる検体検査サービスを、健診事業を展開している医療機関様に対して提案営業を行っておりました。

 

プリメディカでも2年連続MVPという高い成果を収めたとのことですが、要因は何でしたか。

宮田:周りには医学・薬学部等、医療領域の分野の大学院を出ているような専門知識を持っている優秀な方々も多くいたため、皆さんのナレッジを吸収しつつ、大和ハウス時代に培った起動力を活かして、圧倒的に行動数を担保しながら営業活動できたことかと思います。

 

モチベーションに左右されないよう、量を意識した活動を習慣化することでコンディションが悪い時でも一定の生産性が維持できていたのは大きかったと思います。

 

家族の為、そして健診領域でのM&Aを極めるためにfundbookを選択

そこから再度、M&A仲介業界への転職を考えた理由は何でしたか。

宮田:プリメディカでやっていた営業は自分の目標でもある人々の健康寿命を伸ばしていくことにも通じる非常に社会的意義があるものではありましたが、タイミング的に娘も生まれ、家計もしっかりと支えていかないといけなくなり、やはり年収を気にしたのはひとつのきっかけでしたね。

 

また、営業をするなかで経営難に直面している医療機関様のご相談を受けることもありましたが、自分の提案できる商材では経営にダイレクトには影響していかないもどかしさも感じていました。

 

M&A業界のなかで、fundbookを選んだ決め手を教えてください。

宮田:面接を通して畑野社長の勢いやオーラに圧倒されたところと、やはり医療に特化した事業部がfundbookにはあったことが大きかったです。

 

自分がやりたい領域のスペシャリストが集まっている環境は魅力的でした。

 

ハードな印象を持たれる業界に入るうえで、ご自身やご家族のなかに不安などはありましたか。

宮田:元々物覚えは良い方ではないので、立ち上がりに時間はかかるかもしれないという不安はありましたが、そこに挑戦できる機会を与えていただけたので、むしろワクワク感の方が強かったですね。

 

家族も仕事を頑張ってくれるならと背中を押してくれたので感謝しています。

 

入社までに取り組んでいたことはありましたか。

宮田:やはり、まずは簿記2級の資格取得に向けた財務知識の習得には時間を割きましたね。またfundbookは医療業界に向けたコラムを出しているので、それを見て情報収集したり、実際にヘルスケアビジネス戦略部が実施しているセミナーに参加させていただいたりしました。

 

入社前後でのギャップはありましたか。

宮田:入社するまでは朝早くから夜通し働くようなイメージを持っていましたが、実際はそういうわけではなく、皆さんメリハリをつけて自己管理をしながら働かれていると感じましたね。

 

ただ自分のような入りたてのメンバーは知識習得のためにも活動数をこなしていて刺激を得ながら自由に働ける環境で良い意味でギャップを感じております。

 

配属されているヘルスケアビジネス戦略部(HBU)の雰囲気はいかがですか。

宮田:M&A仲介業は個人事業主の集まりのような殺伐とした雰囲気を予想していましたが、HBUはチーム感があり、森山部長はじめ他の先輩方も、こちらが能動的に動けば皆さん快くサポートしていただける環境ですね。

本当にフラットで風通しの良い事業部かなと思います。

 

また森山部長のチームマネジメント体制がかなり強固で、自分含めメンバーが行き詰っているときには、声を掛けていただいて課題を解決してもらえるのはありがたいですね。

 

現在はソーシング活動がメインだとは思いますが、業務の中で感じるやりがいはありますか。

宮田:自分自身で動かないと結果が出ない業界ですので、責任もって行動できることと、これまでと違い有形商材ではないので、お客様によって提案が変わってきますし、より深くまでお客様のことを理解できるのはやりがいを感じます。

 

その分、難しさはありますね。

 

最後に、今後のビジョンを教えてください。

宮田:まずは新人賞を獲っていきたいという気持ちはありますね。

 

その中でも、これまで関わってきた健診のM&Aを担当できれば嬉しいです。

 

その先には、「健診のM&Aといえばfundbookの宮田」と言われるようなアドバイザーになっていきたいと考えています。

 

fundbookでは、M&Aアドバイザーを積極的に採用しています。

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